今回、ATF全量交換するお車はMINI Countryman F60。8速ミッション搭載のMINI【GA8F22AW】です。LIQUI MOLY Gear TronicⅢでトランスミッションオイルの全量を交換します。入庫時の走行距離は約9万㌔とATF一度も交換履歴はございません。早速ですが左側が交換前の古いフルードです。そして右側が新油でございます。ね、違うでしょ。
画像の【PROCEDURE DATA】から読み取ってください。今回トータルで使用したフルード量は全部で14Lリッターです。14Lで新油同レベルまでリフレッシュすることができました。すばらしい👏
8速ミッション【GA8F22AW】で使用するフルードは、LIQUI MOLY ATF TOPTEC1800になります。
承認: デ ク ス ロ ン VI、フ ォ ー ド マ ー コ ン LVア イ シ ン ワ ー ナ ー AW-1、BMW 83 22 0 142 516、BMW 83 22 2 152 426、BMW 83 22 2 289 720、BMW 83 22 2 305 396、BMW 83 22 2 305 397、BMW 83 22 2 355 599、BMW M -1375.4など・・・。
TOPTEC1800をセットして作業を進めてみましょう。GA8F22AWは前回交換した経験がありますので、サクサクっとヒートエクスチェンジャーを取外して専用アタッチメントを取り付けます。あとはGear TronicⅢの本機にあるNo1、No2ホースを車両に接続してセット完了よ。さぁーGear TronicⅢちゃんの本領発揮よ♡ここからは一気にお見せしますよー(/ω\)
まずは指定したフルードを機械に充填します。これもまた便利よ。フルードタンクをそのまま機械に乗せオイルを注ぐ。こんなの今までに無いやり方よね。こぼれる心配も無いしgood👍オイル量も計測されてるから今何リッター入ってるかも確認できますよー。なんか機械の説明ばっかじゃんww
こんな感じでautomaticmodeでNewタンクに15L入りました。GA8F22AWの公称伝送容量は7.0L、Extraフラッシングは2.0L、今のオイル温度は10℃。洗浄剤/プロラインで300ml+10分間のフラッシング。
スイッチON!と。機械がウィーーーーーーーーーーンと動き始め。エンジンを始動してください!と指示がでます。
ここからフラッシング剤がミッションの中に注入されていきますよ。
300mlのフラッシング剤が補充されたところで、次なる支持が。トランスミッションの各ギアレンジを操作してくださいと。ふむふむ。
各ギアレンジの操作完了で10分間の内部クリーニングを行います。
10分間のフラッシングが完了後。ここからNewオイルが入っていきますよ。そんで、あっと言う間に7L完了。モニターメッセージで「ギアオイルが綺麗になったか、サイトグラスで確認してください。追加のフラッシングを行いますか?」のメッセージが。さすがに7Lでは厳しいね・・・ 追加2Lでポチッと。
更に2Lを追加しての計4L追加してフラッシングで完了。どうです!サイトグラスで診ても綺麗になってるやん(/ω\)さすがGear TronicⅢっす!優秀だわーーー♡最後にヒートエクスチェンジャー脱着分の量とフルードレベル量をプラスしてGear TronicⅢのオペ完了です!お疲れ様でした!!
過走行でも不具合なければきっちり交換できますのでご安心ください。トランスミッションに不具合がある場合はいくらフルードを交換しても改善はしてくれませんからね。定期的なATF交換はとても大事です。交換後は変速スムーズさフィーリングの違いも体感していただけます。
今回も画像ばかりで申し訳ない(;^ω^)
ではこの辺でおさらば👋 最後までブログをご覧いただきありがとうございました(‘◇’)ゞ
トランスミッションフルードの交換時期
ATFの交換時期は、車種や使用状況によって異なりますが、一般的には3~4年ごとまたは走行距離4万~6万kmごとが目安となります。HakkaiAutoでは3万キロ前後くらいの間での交換を推奨しています。
メーカーよっては長期的(無交換)のところもあるようですが、フルード劣化は必ず発生しますので定期的に交換が必要と考えます。オートマオイル交換は「必要か?、不必要か?」は様々な意見があると思いますが、ただ明確に言える事は走行距離や使用年数によりATF(オイル)が劣化する事は確かです。
その劣化したATFが原因でトランスミッションに何らかの不具合を起こす場合がある事も事実です。車を長期にわたり、万全の状態で乗り続けるためには、定期的な交換必要だと言えます。
GearTronicⅢ ギアトロニックⅢ 費用/技術料金
GearTronicⅢ ギアトロニックⅢの料金につきましては事前にお問い合わせください。メーカーや車種ごとによって接続アダプターの取付けが異なることやオイルパンの脱着/洗浄作業、上抜き作業、下抜き作業、オイルレベル調整など含むため作業時間はメーカーや車種によって異なります。事前に車両情報をお伝えいただければフルードの適合から概算費用をお答えいたします。
【なぜ?魚沼の輸入車専門 整備工場が選ばれるのか】
ドイツ車専門自動車修理工場【ハッカイオート】は、新潟県魚沼市のドイツ車専門修理の整備工場です。車検点検などの一般整備から、故障診断やエンジンのオーバーホールといった重整備などの、ドイツの「困った」を解決しています。
【ドイツ車に特化した認証整備工場】
なぜ、ドイツ車専門の整備工場が魚沼にあるのか、疑問に思われたかもしれません。実は、新潟でドイツ車や輸入車を購入されたみなさんは、大手チェーンや近くの整備工場に持ち込まれるのですが、エンジンオイル交換でさえ断られてしまうことが多々あります。ユーザー様の多くが頼れる整備工場を見つけられず困ってしまっています。そこで、そんなドイツ車を愛するみなさんの思いに応えるべく、 ヨーロッパ社製品の機材を買い足し続けて、工場も拡大していった結果、 ドイツ車に特化した整備工場となったのです。
【当ブログをご覧いただく際の注意点】
ハッカイオートブログでは整備、故障診断やエンジンのオーバーホール作業の一部を記事に書いています。そのためブログ内容は簡単に書いていますのでブログ記事を参考に整備作業はお控えくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。点検・一般整備、故障診断やエンジンのオーバーホールといった重整備依頼は公式ホームページこちらかお問い合わせください。※注意※ 業務のほとんどは整備に集中しているため電話対応はできません。
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