Mercedes-Benz W213 Eクラス ATフルード全量交換 【 9G-Tronic、オートマチックトランスミッションオイル交換】

GEAR TRONIC Ⅲ

今回はMercedes-Benz W213 9G-Tronic、オートマチックトランスミッションオイルをLIQUI MOLY Gear TronicⅢで全量交換を行います。入庫時の走行距離は約6.5万㌔とATフルードは一度も交換されていない車両になります。左が新油で右が廃油、ATフルードの交換は必要です。

automaticmodeで車種を選択し新油タンクにLIQUIMOLY TOP TEC 1950を注入。 Mercedes-Benz W213 9G-Tronicの公称伝送容量は約9L+Extraフラッシングは2.0L、作業時のATオイル温度は10℃。洗浄剤/プロラインで300ml+10分間フラッシングでセット完了。

Mercedes-Benz 9G-Tronicで使用するフルードは、トップテック ATF 1950

MB 236.17

LIQUIMOLY TOP TEC 1950 1L ¥2,300+Tax

フラッシング剤300ml+新油【LIQUIMOLY TOP TEC 1950】と2Lを充填したのち10分間のフラッシング作業を行います。

ね、、真っ黒でしょ。

フランシグが終わると圧送で廃油~新油へとオイルが変わっていくのがわかります。

徐々にフルードが綺麗になっていきます。

ここまで綺麗になりましたが、もう少し追加して圧送します。

ここまで綺麗になりました。あとはレベル調整分を補充して油面調整で完了。

同時作業でリアデフオイルも交換。

こちらもLIQUIMOOLY製品【HYPOID GEAR OIL (GL5) 85W-90】になります。

結論!!

ATF【オートマオイル】は交換不要としているメーカーが多いのですが、走行環境によっては早めの点検・交換が必要です。 総走行距離の3割以上を未舗装路や坂道などの環境下で走行している場合はシビアコンディションに該当するので、通常よりも早めの点検、交換を行う必要があります。

定期的な各フルード交換を行う事で車両の性能を最適な状態に保ち、運転手が安心して運転できる状態を維持するためにとても重要な作業といえます。

トランスミッションフルードの交換時期

ATFの交換時期は、車種や使用状況によって異なりますが、一般的には3~4年ごとまたは走行距離4万~6万kmごとが目安となります。HakkaiAutoでは3万キロ前後くらいの間での交換を推奨しています。

メーカーよっては長期的(無交換)のところもあるようですが、フルード劣化は必ず発生しますので定期的に交換が必要と考えます。オートマオイル交換は「必要か?、不必要か?」は様々な意見があると思いますが、ただ明確に言える事は走行距離や使用年数によりATF(オイル)が劣化する事は確かです。
その劣化したATFが原因でトランスミッションに何らかの不具合を起こす場合がある事も事実です。車を長期にわたり、万全の状態で乗り続けるためには、定期的な交換必要だと言えます。

GearTronicⅢ ギアトロニックⅢ 費用/技術料金

GearTronicⅢ ギアトロニックⅢの料金につきましては事前にお問い合わせください。メーカーや車種ごとによって接続アダプターの取付けが異なることやオイルパンの脱着/洗浄作業、上抜き作業、下抜き作業、オイルレベル調整など含むため作業時間はメーカーや車種によって異なります。事前に車両情報をお伝えいただければフルードの適合から概算費用をお答えいたします。

なぜ?魚沼の輸入車専門 整備工場が選ばれるのか

ドイツ車専門自動車修理工場【ハッカイオート】は、新潟県魚沼市のドイツ車専門修理の整備工場です。車検点検などの一般整備から、故障診断やエンジンのオーバーホールといった重整備などの、ドイツの「困った」を解決しています。

ドイツ車に特化した認証整備工場

なぜ、ドイツ車専門の整備工場が魚沼にあるのか、疑問に思われたかもしれません。実は、新潟でドイツ車や輸入車を購入されたみなさんは、大手チェーンや近くの整備工場に持ち込まれるのですが、エンジンオイル交換でさえ断られてしまうことが多々あります。ユーザー様の多くが頼れる整備工場を見つけられず困ってしまっています。そこで、そんなドイツ車を愛するみなさんの思いに応えるべく、 ヨーロッパ社製品の機材を買い足し続けて、工場も拡大していった結果、 ドイツ車に特化した整備工場となったのです。

当ブログをご覧いただく際の注意点

ハッカイオートブログでは整備、故障診断やエンジンのオーバーホール作業の一部を記事に書いています。そのためブログ内容は簡単に書いていますのでブログ記事を参考に整備作業はお控えくださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。点検・一般整備、故障診断やエンジンのオーバーホールといった重整備依頼は公式ホームページこちらかお問い合わせください。※注意※ 業務のほとんどは整備に集中しているため電話対応はできません。

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